個人事業主で資金繰りに困ったらどうすればいい?資金調達方法7選

“資金繰りに困ったときに利用する方法…”

個人事業主として事業を始める時や事業途中で資金が必要になった場合は、どのようにして資金を調達すればよいのでしょうか?

今回は個人でもできる資金調達法6選をまとめてみました。

日本政策金融公庫

まずは、日本政策金融公庫で融資を受けるという方法があります。

日本政策金融公庫

企業は銀行から融資を受けることが多いのですが、会社の運営がうまくいっていないと銀行からの融資は受けにくいのです。しかし日本政策金融公庫なら政府が中小企業をサポートするためにある金融機関なので、開業を射するときや個人事業主でも借り入れやすくなっています。

日本政策金融公庫は事業実績がなくても融資可能で、年利が20%ほどで3,000万円の限度額までなら借り入れができ、担保も保証人も不要です。

信用金庫

信用金庫は日本政策金融公庫よりも若干年利は高めですが、数百万円でも借り入れができます。

実績が全くなくても、商工会議所からの紹介で可能になるケースが多いです。

雇用保険からの助成金

次の資金調達方法は、個人事業主が加入をする雇用保険から助成金を受ける方法で、「週に20時間以上の労働を31日以上継続してできる」従業員を雇用する条件で助成金がもらえるというものです。

雇用保険

条件を満たせば返済は不要で、会社の信用度を高めることにもつながります。

制度融資

4つ目は、制度融資を受ける資金調達法です。

制度融資は自治体と金融機関、信用保証協会の3か所が行っているもので、金融機関で融資を受けたいときに債務を保証する信用保証協会に依頼をして承認を受けるか、自治体に融資を申し込んで自治体が利息の一部を負担してもらうかどちらかで金融機関からの融資を受けやすくします。

株式や個人交渉

5つ目は友人や投資家から資金調達をする方法で、株式を買ってもらうか個人交渉で調達をします。

知人から借りる

株式なら金融機関で借り入れをするように利息の支払い義務が生じないことがメリットですが、投資家や融資をした友人が経営に関わってくる場合があることがデメリットといえます。

ビジネスローン

6つ目は、銀行や消費者金融のビジネスローンを利用する方法です。



ビジネスローンの融資額は50万円以下ですが、申し込みから融資までがスピーディで3日以内には入金可能です。そのため急ぎの資金調達に便利といえます。

ファクタリング

そして、ファクタリングという方法もあります。

ファクタリングは売り上げはあってもなかなか入金がない場合や仕入れが必要だけど資金がないなど、資金繰りに困ったときに利用する方法です。

まだ回収できていない売掛金を買い取る会社があり、そのような会社に依頼をすると回収できていない売掛金を買い取ってもらい、その場で現金化ができるという仕組みになっています。

金融機関や公庫などでの借り入れは、申し込みから融資まで審査などで時間がかかり、利息をつけて返済をしなければいけません。しかしファクタリングは融資でも借入でもなく、申し込みから売掛金の買取までは即日で可能で、取引先から入金されたお金をファクタリングの会社に渡すだけです。

『資金調達方法7選』・まとめ

今回は資金調達方法をまとめてみました。

個人事業主の資金調達には7種類ほどの方法があるので、状況に合った方法を選んで融資を受けることをおすすめします。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。