資金調達詐欺の典型的な事例その1

“契約をしてしまったら、後から多額のお金を…”

ネットが普及した現在は様々な資金調達方法が公開されてます。クラウドファンディングや出資者を募ったりなどなど。

しっかりとした会社が運営しているサービスなら問題はないのですが、中には怪しげな詐欺まがいのサービスが存在するのも事実です。

今回はそんな資金調達の典型的な詐欺の1事例についてまとめてみました。

条件の良い資金調達

経営等に関しては何らかのお金が必要になることもあります。

このようなときにもし自身で用意できないのであれば何らかのルートを使って資金調達をします。

もっとも最近は、金利が低いため比較的借り入れしやすくなっているのが特徴でが、資金調達に関しては、誰でも行うことはできますが、銀行等でキャッシングやカードローン以外での利用は難しいでしょう。既に取引がある会社ならば問題ありませんが、個人で借り入れするのはかなり難しいと言えます。

借り入れ無理

また、少しでも条件が良いところを探している人もいるでしょう。条件が良いとは返済金額が少なくて、金利が低い5%程度のところなどです。

借り入れの金利

この点に関しては感覚が非常に重要になりますが、通常消費者金融等から借り入れをした場合は、金利が15%から18%程度になります。100万円以内の借り入れならば、20%までは問題ないとされているため、20%ギリギリに設定する会社もありますが、概ね17%位が多い傾向にあります。

それにもかかわらず、中には金利5%といったところもあるかもしれません。この場合には、いくつか注意をしなければならないことがありますが、そのうちの1つはそもそも詐欺ではないかといった点です。

借り入れ詐欺

典型的な詐欺案件

通常100万円未満の場合、金利が10%を下回る事はまずないです。

このような金利の感覚を身に付けている人は、低すぎる数字に疑問を持つ事もできますが、しかしそのような感覚を持ち合わせていない人は、少しでも安くてラッキーだと考え、そのまま契約をしてしまう傾向にもあります。

契約をしてしまったら、後から多額のお金を請求される可能性があります。

例えば口約束だけで契約をしてしまい、最小5%と聞いていたけども、後から書面が送られてきて25%などと書かれていたり、その他自分に不利益な文言が記されていたなどなど。

契約書の確認

口約束のため、後ほどその会社の方ではそのような事は一言も伝えていないと言われればそれまでです。

詐欺に遭わないようにするには?

資金調達を目的にしている方ならば、少しでも早く多くまた自分の有利な条件で探しているはずです。その焦りが仇となって詐欺に引っかかってしまう可能性があります。

出資元はちゃんとしているのか?

利息やリターンは適正か?

契約書はしっかり読んだか?

などの基本的な事を念頭に置いて資金調達はしなければなりません。また、専門家や弁護士など法律に詳しい方々の意見を聞くのも良いでしょう。

資金調達専門家

自分にとって圧倒的に有利な条件だったら、まず詐欺の可能性を疑ってみる事をおすすめします。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。