“初めから返済不要の資金調達方法を選んで…”
資金調達方法を探している人の中には、返済不要案件を見かけたことがある人もいるのではないでしょうか？
何となく怪しいと感じてしまうかもしれませんが、選び方や活用方法を間違えなければ問題ありません。この方法で資金を調達したいと考えるのであれば、まずは特徴と注意点を理解しておいた方が良いでしょう。
今回はそんな資金調達で返済不要案件についてまとめてみました。
返済不要案件５選
返済不要案件にはいくつかの種類があります。
現代では主に5種類のものが利用されており、ファクタリング・出資・助成金や補助金・クラウドファンディング・エクイティファイナンスのうち、どれかを利用することになるケースがほとんどです。
各々簡潔に説明します。
ファクタリング
ファクタリングは企業が保有している売掛金をファクタリングサービスが買い取ってくれるもの。
出資
出資は投資家などがお金を出してくれるものだと言えます。
助成金や補助金
助成金や補助金は国や地方自治体などが用意している制度。
クラウドファンディング
クラウドファンディングはオンライン上で不特定多数の人から資金を集めるための方法です。
エクイティファイナンス
エクイティファイナンスは公募増資や株主割当増資などによって、資本金を増やす方法を指しています。
こういった返済不要案件を選ぶのであれば、安心して資金調達を行うことが可能です。
返済しなければならない場合は、投下した資金以上の利益を出すことができなければもっと苦しい状況に陥ることになる可能性もありますが、初めから返済不要の資金調達方法を選んでおくことによって、リスクを減らして事業に使用するための資金を集められるようになります。
どのような手法を選ぶかということで細かい特徴やメリットは違っているものの、返済が必要ないものを選びたい場合はこれらから選択することをおすすめします。
返済不要案件の注意点は？
資金調達方法の中でも返済不要案件はとても魅力的だと言えるでしょう。ですが、活用する前には注意点まで知っておく必要があります。
出資やクラウドファンディングなどを活用する場合は、リターンを用意したり出資者の意見を取り入れたりしなければなりません。たとえば投資家から出資してもらう場合は、事業に関して口出しされることにもなりますし、出資してもらった金額をそのまま返済する必要はありませんが、株式を発行したり完成した製品を受け取ってもらったりすることになるケースが多いため、何も返さなくて良いと考えているとトラブルにもなりかねません。
そして、返済不要案件を騙った詐欺があることも知っておかなければなりません。
本物の投資家などから出資してもらえると思ってやり取りを始めたところ、詐欺で重要な情報を盗まれたり反対にお金を取られたりするリスクもあるので要注意です。
いずれの手法を選択するとしても、まずは特徴から利用方法、注意点まで正しく理解し、トラブルなく利用できる状態に整えておくことが大切だと言えます。
返済が不要である資金調達方法を活用するのであれば、特徴と注意点をきちんと確認した上で詳しい内容を検討するようにしましょう。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。