“仕組みを理解して利用すると…”
キャッシュレス化が進み、現金を所持していない場合でもクレジットカードを使用すると買い物を行うことができる近年。では、クレジットカードとはどうような仕組みになっているのでしょうか?
今回はクレジットカードの仕組みについてまとめてみました。
クレジットカードの基本的な仕組み
クレジットカードを利用した場合、まずカード会社がその代金を立て替えます。そして毎月定められた日に立て替えた金額を計算し、利用者の銀行口座から引き落とすというのが一般的な基本の仕組みになってます。
引き落としを行う日が支払い日となりますが、その他には締め日(締切日)もあります。締め日とは利用金額の集計日を意味しており、締め日までに使用した金額が次の支払い日に請求される仕組みとなっております。
様々なカードが存在しますが、それぞれ毎月の支払い日と締め日が定められており、よくある例が毎月末日締めで翌月15日払いといったような形となります。例えば5月にクレジットカードを使った場合、5月1日〜5月31日(締め日が5月31日)までの全利用額を6月15日に支払うという仕組みになってます。
なので、6月1日にカードを使用した場合は、支払いを行うのは7月15日となります。
支払い日と締め日に関しては約1か月間の時間的なズレが発生します。このずれが発生するということで悠長にかまえていると支払い日になっても口座は残高不足のままで引き落としができないという事もよくあります。このズレを勘違いしないように、支払い金額をチェックし、利用した金額を口座に残しておくよう注意が必要です。
引き落とされる時間帯は?
引き落としに関しては、どの時間帯に実行されるのでしょうか?
時間に関しては各金融機関によって違いがあり、午前と午後に分けて行う場合や当日の19時までに入金があれば引き落とされる等があります。なので当日に振り込んだ場合でも期日に間に合う可能性もあります。
引き落としに間に合わなかったらどうなる?
期日に間に合わなかった場合どうなるのでしょうか?
一般的なカード会社ならカードが利用停止になります。利用停止になり、さらに支払いが滞ると強制的に解約される可能性もあるでしょう。
また、解約されると解約された経緯が信用情報機関に登録されることになり、その情報は一定期間残ることになります。情報が信用情報機関に残った場合、新たにクレジットカードを作成する際却下されたり、ローンを組むことが難しくなる場合があります。
巷で言われてる「ブラックリストに載る」ということです。
"もっとも早く事故情報を消したいのなら"一度は聞いた事があるだろうブラックリスト借り入れをして支払いを遅れたりまた債務整理をしたら「ブラックリストに載る」とよく聞きますが、このブラックリストとはそもそも何なのでしょうか?[…]
クレジットカードの賢い使い方
締め日の翌日に利用すると支払いを延ばすことができますが、具体的には次々回の支払い日にすることが可能です。例えば締め日が毎月15日で翌月の10日払いの場合、16日にカードを使用すると引き落としは翌々月の10日となります。
また、締切日間際に買い物を行った場合は、請求処理が間に合わず集計が次々回に行われる場合もあるため、高額な商品等は締め日ギリギリか翌日に購入するとよいでしょう。
このように仕組みを理解して利用すると、支払いやすく、賢いクレジットカードの使い方もできます。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。